カンボジア、中国の両国による国境を越えた犯罪と闘う最新の取り組みの一環として、賭博や詐欺に関与した中国人容疑者240人が11月28日(木)、カンボジアから中国に送還された。
中国公安省は報道発表によると、容疑者らは中国警察の護衛を受けた民間チャーター機3機で木曜日に山西省太原に到着したと発表した。中国とカンボジアの警察による中国人容疑者の合同送還は今回が2度目となる。
カンボジア警察は最近、同国の首都プノンペンにある賭博や詐欺に関与していた証拠を押収し、数カ国出身の容疑者数百人を逮捕した。
その中には本国送還された240人を含む500人以上の中国人容疑者が含まれていた。
同省は、残りの中国人容疑者らは別のグループに分かれて送還される予定で、山西省公安局にチャーター機で彼らを護送し、事件を捜査するよう要請したと述べた。
中国とカンボジアの警察は4月に今年初の合同護送送還を実施し、680人以上の中国人容疑者が中国に送還された。
木曜日の送還は、両国の警察の協力の結果、ミャンマーで国境を越えた通信およびサイバー空間での詐欺行為に関与した中国人容疑者763人が中国に引き渡されたと同省が発表してから1週間後のことだった。
掲載写真:中国日報の掲載 2024.04.13