「11月28日市中感染事件」関連 3日ぶりに新規感染者1名確認

新規感染者は幼児1名、家族内感染

保健省は14日、3日ぶりに「11月28日市中感染事件」関連で41番目の新型コロナウイルス症例を確認した。またこの日、保健省は、入国者から2つ症例も記録されたと述べた。

同「市中感染事件」関連で新規に感染が確認されたのは、カンボジア人(男・1歳)で11月29日に検査され、感染が確認されたカンボジア人女性(30歳)の息子にあたり、所謂家族内感染である。

今や感染源は日本か!?

同日に入国者2人から感染が確認されているが、一人は12月13日に米国から韓国を経由してカンボジアに到着したカンボジア系アメリカ人(女・66歳)で、同じフライト機の104人の乗客も隔離検査となったが、1回目の検査ではアメリカの外交官を含めて全員が陰性であった

もう一人は日本人女性(34歳)で、日本から韓国を経由して、12月13日にカンボジアに到着し、入国検査で感染が確認された。同じフライト機の64人の乗客は入国検査で全て陰性であったが、2つのホテルに隔離されている。

12月1日のホーチミン市の市中感染源は、日本発のベトナム航空の客室乗務員であったように、いまやカンボジアでも日本が感染源と思われるケースが増えている。また、入国前72時間のPCR検査での陰性証明が義務付けられているが、その検査だけでは安心できないことも解る。

まだ、全ての結果ではない

保健省によれば、14日に合計3,524人が検査され、上記の1人が陽性であった。まだ結果がでていない、検体は527人分ある。

*掲載写真:Khmer Timesより(資料)

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