Electricite du Cambodge(EDC):局長Keo Ratanakは7日に、EDCがコンポンチャム市とクラチェ州のPrek Prasap地区を結ぶ約100キロメートルの電力線のテストを終了したと語った。Prek Prasap地区にある50MVAの電力を転送できる変圧器キャビンもテストされ、稼働する準備が整ったという。
同ラタナック氏によると、電力線と変圧器のキャビンは、EDCに資金を提供して品質、安定性、持続可能性を備えた電力を提供する能力を拡大したAgenceFrançaisedeDéveloppement(AFD)との協力によるプロジェクトの一環として設置されました。このプロジェクトは、2018年からフランスのElectricite de France(EDF)の技術支援を受けてカンボジアのエンジニアによって研究および管理されていましたが、建設は電力線用のZITや変圧器キャビン用のTBEAなどの多くの中国企業によって実施されたという。
カンボジアは約210の村、つまり14,168の村の1パーセントが電気かない、と述べている。政府は、2020年までに国内の村の100%を電化するように設定しましたが、目標を達成できていない。約270の村はバッテリー充電さえできないのだ。灯りは依然、焚火である。
この種の報道、電化のイメージが違う
カンボジアのこの種の報道は誤解を生みやすいが、日本人の多くの人が認識するのは発電所、変電所を通じて配線によって家庭に電気が通じることを意味するが、カンボジアに於ける電化とはそうした意味ではない。
日本人の認識する電化は、カンボジアに於いては2010年までに全国世帯の15%ほどであった。それから10年、劇的に電化が改善したとは言い難い。プノンペンを囲むカンダル州さえ、電化は著しく遅れている。先ずは通り過ぎる村や集落に電柱と配線があるかどうか、主要国道でさえ、都市部を離れると街灯のない道がたくさんある。でも、電柱が無くても家に電気がある、という光景は、実はバッテリー充電による。充電は電気の通じている場所まで持っていて入れるのである。日本人のイメージする電化は、都市部やよくて主要国道沿いで、その占有率は依然として、全世帯の半分にも満たないと推定される。