Khmer Times がここずっと保健省の公式発表と各州での新規合戦者数に乖離があると指摘しているが、保健省は全く相手にしていないようである。そのため政府系広報紙のようなKhmer Timesも昨日から「州の数値については引き続き混乱があり、個々の州の合計は、毎日発表される全国の合計とは相関していないようです。提供された州の数値を単純に合計すると、公式の全国合計よりも大幅に高い1日の数値を示しているようです。」といった苦しい言い訳と辻褄合わせに終始している。
州発表と保健省発表が関連性がないなら、州か保健省が間違っているか、公式発表の数値自体が宛てにならない、ということである。
下記の8月21日の報道での5州合計で新規感染者553人の確認だが、保健省発表では下記のように278人でたった5州の合計数だけて、保健省公式発表より300人以上の数の乖離がある。
☆ 8月23日(8月22日の確定数)午後1:30現在
<2月20日市中感染事件>関連での新規感染者278人(内デルタ株市中感染人?人)
◇ 入国検疫人132人(大多数がタイからの帰国者 デルタ株?人)
総計:410人
<同事件>関連での累計75,340人、カンボジアでの累計総数89,231人(輸入症例14,301人、2月20日市中感染以外の国内感染者累計65人)死者1808人(前日比+17人)
8月21日の報道(8月20日の確定数)
・バンテアイミアンチャイ州:新規感染者282人を確認。
・ウドンミアンチェイ州:新規感染者108人を確認。
・バッタンバン州:新規感染者77人を確認。
・コンポントム州:新規感染者44人を確認。
・コンポンチャム州:新規感染者42人を確認。
*カンボジアのデルタ株症例 累計999例、プノンペンに4割超が集中し、次にウドン・ミアンチェイ州、シェムリアップ州、バンテアイメアンチェイ州の3州が続き、全国23市で症例を確認。
*バッタンバン州:国境のタイから帰国者検疫から州を通過するトラック運転手、助手の検査に焦点を移す。
*カンボジアのワクチン接種60.3%に達する。但し全てが2回接種ではない。
*カンボジアの13-17歳の接種50.39%に達する。但しそのほとんどが1回接種段階。