水資源気象省は今年初の年次メコン川洪水予測によると、今年の雨季には、メコン川流域の集水域のいくつかの州と、洪水に弱い川沿いの中央低地が見られる可能性がある、と発表しました。
気象学者のグループによると、カンボジアが昨年に10パーセントのエルニーニョ(暑い)、30パーセントのラニーニャ(寒い)、そして60パーセントの平年の天気の影響を受けたと決定した後、今週初めに予測を発表した。これらの条件は全国に大雨を引き起こすだろうという。
水位は例年通りかやや増、大雨での洪水に警戒
メコン川、トンレサップ川、トンレバサック川の水位は、現在、従来の年の平均よりも高いか、それに近い値になっています。
「現在のメコン川の状況、気象要因、および最小水位と最大水位の関係に関する分析を参照すると、2021年には、水位は9.30mに達する可能性があり、これは中程度の洪水と見なされる」と水資源大臣Lim KeanHorは述べている。
同大臣は、5月から10月にかけて、メコン川流域とカンボジア全土の両方で大雨が降り、梅雨の途中または終わりに洪水を引き起こす可能性があるとも述べている。
5月4日の午後、同省の報道官Chan Yuthaは、メコン川流域とカンボジアのメコン川とその支流に隣接する中央低地の人々と当局に警戒を強めるよう呼びかけた。
「現在、メコン川の水位はまだ低いですが、8月から9月にかけてより速く上昇する可能性があります。したがって、人々と関係当局は、発生する可能性のある洪水に対応し、リスクを減らすための準備を整える必要があります。今年は」と同報道官は語った。
全国災害管理委員会(NCDM)の上級顧問であるKeo Vyは、
「現在、私たちのチームは、台風や落雷の影響を受けた家族、およびCovid-19の発生の影響を受けた家族に家を建て、食糧を提供するのを支援している。洪水への対応だが、まだ洪水は起きていない」と述べた。
日本の中・高校の地理の授業では、日本の川は短く、急。大陸の川は長くでゆるやか」とその特徴を教えるが、洪水の場合も急激な鉄砲水は少なく洪水といっても徐々に水位が上がっていくの普通である。
掲載写真:プノンペン上空の雨雲 画像:Phnom Penh Post