
カンボジアとタイは来週、長年にわたる海洋紛争の解決に向けた新たな段階の取り組みを開始する。
国連海洋法条約(UNCLOS)に基づいて設立された調停委員会が、月曜日から水曜日にかけてシンガポールで両国との最初の会合を開く予定と外務省は発表した。
カンボジア外務・国際協力省の声明によると、常設仲裁裁判所(PCA)は、国連海洋法条約附属書Vに基づき設置された調停委員会が会合を開催すると発表した。
同省は、この会合を両国の海洋紛争を平和的に解決するための重要な一歩として歓迎すると述べた。
カンボジアからは、プラク・ソホン外務・国際協力大臣が代表として出席する。外務省によると、副大臣はラム・チア国境問題担当国務長官が務める。
両国の冒頭陳述は、15日(火)午前8時(カンボジア時間)に行われます。
両国の陳述はクメール語、英語、タイ語でライブ配信され、カンボジア側の冒頭陳述は外務大尽ソホン氏が行うとのことです。
同省は、今回の会合はカンボジアが両国の海洋領有権問題を解決するために開始した平和的プロセスにおける新たな節目となるものだと述べいる。
カンボジアは、タイが20年以上にわたり両国が重複する海洋領有権主張について交渉してきた合意済みの二国間枠組みを一方的に破棄したことを受け、強制的な調停に訴えたことによると、外務省はカンボジア側の主張を強調している。
国連海洋法条約附属書Vに基づく強制調停は、中立的な委員会が当事者間の友好的な解決を支援する非司法的な手続きである、とも同省の声明は述べています。
この仕組みは以前、東ティモールとオーストラリアによって成功裏に利用され、両国の調停プロセスは2018年に海洋境界を定める条約の締結に至った。
カンボジアは、このプロセスが両国間の海洋問題に関する公正かつ永続的な解決に同様に役立ち、地域エネルギー安全保障にとって重要な時期に、両国にとって有益となる石油・ガス資源の開発につながる可能性もあると期待している、と同省は述べた。
・タイ外務省の声明によると、タイは第1回会合への参加に万全の準備を整えており、国際法に基づいて参加すると表明した。
・タイ代表団は、シハサック・プアンケットケオ外務大臣が率い、ソンチャイ・チャイパティユット駐クウェート・タイ大使が副代表を務める。
・タイ外務省の代表者や、タイ海軍の水路部や海軍作戦部の職員、エネルギー省の鉱物燃料局の職員など、他の機関の代表者も参加する予定だと、タイ外務省は発表した。
と、声明で同協議のタイ側の姿勢を付け加えている。
掲載写真:外務省 Khmer Times掲載

