交通事故が17%増加したことを受け、警察が取締りを強化

内務省は、交通事故の増加を受け、カンボジアとタイの国境沿いでの武力衝突中に一時的に停止されていた交通警察官を全国の主要地点に再配置し、交通法執行の強化を図った。

この決定は、同省が施行休止期間中に交通事故が17%増加したことを記録したことを受けて行われた。

同省によれば、交通警察は全国で職務に戻るが、当初は速度超過、通行権の不遵守、信号無視、大型荷物の所持、ヘルメット未着用など、特定の違反に対する罰金よりも教育に重点を置くことになる。

カンボジア当局がタイ軍のカンボジア領土侵攻と表現した事態を受け、サル・ソカ内務大臣は7月25日、交通法執行を停止した。

交通省報道官のタッチ・ソハク氏は昨日、交通警察が積極的に活動していた時期と比較して、交通停止期間中の事故率が大幅に上昇したと述べた。この増加が、道路の秩序回復のために警察官の再配置を決定したきっかけだとソハ氏は述べた。

8月25日から9月30日までの交通事故は、取り締まりが厳しかった同時期と比べて63件(17%)増加し、死亡者は50人(22%)増加し、負傷者は54人(33%)増加した。

運転停止期間中の事故の共通原因は、速度超過 50%、通行権の尊重違反 20%、右側通行違反 13%、不適切な左折または右折 6%、危険な追い越し 5%、飲酒運転 3%、車両の機械的故障 4%、交通標識の遵守違反 2% などであった。

掲載写真:内務省

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