
スバイリエン州バベット市でオンライン詐欺の疑いで2か所が捜索され、法執行機関が少なくとも658人の容疑者(ほとんどが外国人)を逮捕した。
この捜査は、2025年11月7日夜、内務省副報道官のタッチ・ソカ氏によって確認された。
内務省副報道官によれば、同捜査は2025年11月4日、スバイリエン州裁判所の副検察官による手続きの調整の下、内務省オンライン詐欺撲滅委員会の作業部会が国家警察およびスバイリエン州警察と協力し、実行されたという。
副報道官によると、同捜査でスバイリエン州バベット市バベット区バベットカンダル村の舗装道路沿いの建物であり、その結果、清掃、警備、翻訳に従事していた12人のカンボジア人を含む、6つの国籍、15人が女性、合計57人の外国人が発見されたと詳しく述べた。
2番目の捜索は、スバイリエン州バベット市バベット区バベットカンダル村コンポンスピアンロードにある9階建てのツインビルで、4つの国籍を持つ外国人計601人が発見された。
副報道官は次のように述べた。「内務省警察委員会は、国務長官で委員会副委員長のケオ・ヴァンサン将軍が率いており、証拠を検証し、予備的な鑑識調査を実施した結果、最初の標的は、警察官になりすまして被害者を脅迫するオンライン詐欺の拠点であると結論付けました。」
2つ目の標的は、「高収益投資を装ったオンライン詐欺、偽の銀行取引画像の作成、恋愛を装った交際関係の構築、偽のマラソン大会への登録、AIディープフェイク技術を使った偽の動画や画像による個人情報窃盗などの行為が行われる場所だった。」と説明している。
各国からカンボジアの詐欺拠点を問題視する非難が明らかになるなかで、カンボジア当局は、フン・マネ首相のリーダーシップの下、犯罪者や関係者を逮捕し、法廷に送致して処罰し、母国への強制送還手続きを実施することで、オンライン詐欺事件に関する法律を執行している。
掲載写真:内務省

