カンボジア、タイ国境沿いの人道的地雷対策を優先すると再確認

カンボジアは、フン・マネ首相の新たな取り組みの下、タイとの国境沿いの人道的地雷除去を引き続き優先すると、リー・トゥック上級大臣が16日(火)に明言した。

これはタイ外務省が発表した国境の物流再開の3条件の1つになっている地雷除去に答えた形でもある。

カンボジア地雷対策・被害者支援機構(CMAA)第一副総裁も務めるリー・トゥック氏は、EUカンボジア大使のイゴール・ドリーズマンス氏との会談で、除去活動は国家の優先事項に沿って定期的かつ継続的な活動であり続けると強調した。

主な課題は、国境線変更そのものではない。カンボジアとタイの間の一部の国境地帯の境界線が未解決であることは依然として問題だと彼は述べ、カンボジアは明確に境界線が定められた地域、人口密集地域、そして社会経済目的に利用されている土地に重点的に取り組んでいると付け加えた。

トゥッチ氏はまた、最近の5日間の武力衝突により多数の爆発性戦争残骸が残され、カンボジアへの負担が増大し、すでに地雷の影響を受けている地域の地域社会にも影響を及ぼしていると強調した。

トゥッチ大臣は、カンボジア王国政府とカンボジア国民を代表し、1992年以来数十年にわたり、事故の削減、地域社会への安全な土地の返還、そして生活水準の向上に尽力してきたEUに対し、深い感謝の意を表した。また、昨年開催されたシェムリアップ・アンコール・サミット(地雷のない世界のためのサミット)の開催を含め、カンボジアのリーダーシップに対するEUの支援を強調した。

彼は、地雷のない未来に向けたカンボジアの人道的取り組みにおいて、EUを長年のパートナーであり親しい友人であると称賛した。

掲載写真:カンボジア国営通信 AKP

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