カンボジアの指導者を侮辱したとして元政府高官が裁判に

元政府高官がソーシャルメディア上で政府指導者に対して侮辱的な言葉を使ったとして、15日(月)にプノンペン市裁判所で裁判にかけられた。

被告は指導者たちを「犯罪者」や「独裁者」と呼び、カンボジア政府を「野蛮人が率いる政権」と呼んだとして政府によって告発されている。

ホク・ポブ裁判長は、被告人をケオ・ダビン(54歳)と特定した。ダビンは国土・管理・都市計画・建設省に勤務する元職員で、ポー・センチェイ地区のチョム・チャオ・1自治区に居住にしている。

同氏は、被告人が刑法第494条、第495条、第496条、第502条に規定する「重罪を犯したり社会不安を引き起こしたりするための扇動、差別扇動、侮辱」の3件の罪で起訴されたと述べた。

裁判所の文書によると、ダヴィンは2023年から2025年の間に、偽のアカウントを使って、政府指導者を侮辱する攻撃的な言葉を使ってフェイスブックに投稿していた。

デイビンは5月18日に逮捕された。

裁判中、被告人は自分が間違いを犯したことを認め、許しを請い、刑期の短縮を嘆願した。

判決は9月30日に言い渡される予定。

国内では事実上、政府批判は摘発され、起訴される。

なお、カンボジアの警察権が及ばない外国では旧野党系から現政権や前師匠に対して厳しい批判が寄せている、先日も、在日カンボジア人のカンボジア政府の意を受けた駐日本カンボジア大使館より反政府系のカンボジア人に対し、様々な脅迫行為が行われていると日本の物議が交わされ問題となった報じている。これは、世界各国で内政干渉として各国の政府が問題にしている悪名高い別名「中国警察のやり口と同じだとされている。

画像:プノンペン都裁判所

おすすめの記事