カンボジアと日本、環境分野での協力拡大に合意

カンボジアと日本は、天然資源と環境の持続可能な管理に関する協力を強化し、カンボジアにおけるキャッサバ由来のプラスチック生産への日本の投資を促進するための覚書(MoU)に署名する予定である。

この合意は、9月3日にマレーシアで開催された第18回ASEAN環境大臣会合で、カンボジアのエアン・ソファレット環境大臣と日本の浅尾慶一郎環境大臣が会談した際に成立した。

浅尾環境大臣は、27月にプノンペンで開催された第22回アジア温室効果ガスインベントリワークショップの成功例に言及し、両省庁の強力な連携を強調した。

さらに、カンボジアと日本は、国連気候変動枠組条約に基づく報告義務に従い、温室効果ガスインベントリシステムを強化するための覚書に署名した。

ソファレット環境大臣は、フン・マネ首相の挨拶を浅尾大臣と日本政府に伝え、環境保護のための科学技術、共同炭素クレジット、電気自動車の推進、海洋プラスチックごみの削減、カンボジア産キャッサバを原料とする生分解性プラスチックへの投資誘致などを含む、覚書を通じた協力拡大の重要性を強調した。

掲載写真:環境省

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