ストゥントレン州保健局、マラリア予防薬提供キャンペーンを開始

国立マラリア管理・寄生虫学・疫学センターとストゥントレン州保健局の協力で、日曜日、ストゥントレン州シエムパン郡サンタパップコミューンの遠隔地の住民に経口マラリア予防薬を配布するキャンペーンが開始された。

このキャンペーンは、ストゥントレン州知事サール・ソプトラ氏、保健省顧問兼州保健局長ウン・ソビエト博士、WHOカンボジア代表チャン・ザイシン博士、UNOPSカンボジア代表モハマド・ナイーム・ドゥラニ博士らのほか、市、地区、コミューンの知事や副知事、村長、州および地区行政の保健当局者、国内外のパートナー組織の代表者、そして約1,000人の市民を含む来賓者らの出席のもと実施されました。

ソビエト州保健局長は、マラリア予防のための集団経口薬を提供するキャンペーンは、2025年までにマラリアを撲滅するというカンボジア政府の目標に大きく貢献するものであると述べた。

マラリア感染を防ぐには、予防措置を厳守し、医師の指示に従い、処方された薬を指示通りに服用する必要があると述べ、1日目に4錠、2日目に3錠、3日目に2錠服用するよう指示した。また、治療期間中はアルコールの摂取を控えるよう勧告した。アルコールを摂取すると薬の効果が薄れてしまうためだ。

ソビエト氏は、保健省の報告書によるとマラリア症例数は全国的に低いものの、州内では依然として比較的高い数値を記録していると述べた。そのため、州当局はマラリア撲滅に向けた政府と保健省の取り組みを引き続き強く支援していくと表明した。また、ストゥントレン州、特にサンタパップ村の住民がこの取り組みに積極的に参加することを期待していると述べた。

彼は、マラリアの撲滅は、地方の指導者、省庁、保健当局者の言葉だけで達成できるものではないと強調した。マラリア撲滅の成功には、すべての人の積極的な参加が不可欠であると強調し、マラリア予防と撲滅に向けた努力において、地域保健当局者の指示に耳を傾け、従うよう国民に強く求めた。

掲載写真:州保健局長

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