カンボジア、国境閉鎖の立場を再確認

カンボジアは、カンボジアとタイの国境沿いの国際または地域の国境ゲートへの、またはそこからのあらゆる種類の商品の輸送を禁止し続けている。

カンボジアのフン・マネ首相の指示を受けて、入国管理局が29日にこの発表を行った。

この措置は、タイ側が一方的に閉鎖していたすべての国際および地域国境ゲートをタイが再開し、2025年6月7日以前の通常の業務を再開するまで続きます。

タイのサケーオ県当局が複数の国境ゲートを再開するよう要請したことを受けて、フン・マネ首相はカンボジアとタイ両国の国民に以下の4点のメッセージを発した。

1. カンボジアは、国境閉鎖によってカンボジアとタイ両国民が直面している困難を十分認識しています。だからこそ、2025年5月下旬にモムベイ地域で緊張が高まった後も、このような措置を最初に実施することを控えてきました。私たちの目的は、両国間の国境を越えた移動や貿易を妨害することではありませんでした。

2. カンボジアは、国境検問所の一方的な閉鎖または調整を開始した当事者ではありません。2025年6月7日、タイ軍が国境検問所の一方的な閉鎖、開閉時間の変更、国境通過の条件設定を開始しました。これらの一方的な措置は、タイ政府が安全上の懸念を理由にすべての国境検問所の閉鎖を正式に発表した2025年6月24日まで続きました。

3. タイ政府の政治的立場の不確実性と急激な変化、そしてタイの政治指導者が宣言した政策と現地の軍による実際の実施との間の不一致が相まって、正確で有意義かつ永続的な解決を達成する上で大きな障害となっている。

4. 国境閉鎖問題の解決は容易であると、私は一貫して述べてきました。6月7日以降、一方的に国境を閉鎖しているタイ側が、一方的に国境を再開すれば良いのです。国境を元の状態に戻し、今後一方的に閉鎖しないことを明確に保証すれば十分です。カンボジア側は、その措置から5時間以内に国境検問所を再開します。つまり、この問題の解決責任はタイ側にあるのです。

掲載写真:国営カンボジア通信(AKP)

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