カンボジア、国境紛争を国際司法裁判所の仲裁計画を推進へ

タイは問題解決のために二国間協議を優先する姿勢を表明しているが、カンボジアはタイとの長年の国境紛争を国際司法裁判所(ICJ)に付託する姿勢を堅持している。

5月28日に国境沿いのモムベイ地域で発生した致命的な武装事件でカンボジア兵士1名が死亡したことを受けて、フン・マネ首相は、タ・モアン・トム、タ・モアン・トック、タ・クラベイの各寺院およびモムベイ地域をめぐる紛争を国際司法裁判所に提訴し、国際的な法的裁定を求めると発表した。

首相は、たとえカンボジアが単独で行動しなければならないとしても、任務は遂行されると再確認した。

同動議は、6月2日に行われた史上初の合同議会で国会と上院の両方から全面的な支持を得た。これに対し、タイ政府は水曜日の声明で、既存の国際法やその他の既存の法的メカニズムに依拠して二国間で紛争を解決することを望むと述べた。

掲載画像:外務省・報道官

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