
特殊詐欺拠点の疑いがあるとして、カンボジア北西部ポイペトの建物を捜索した現地当局に拘束された日本人は29人だったことが31日、外交筋への取材で分かった。
在カンボジア日本大使館の職員らが首都プノンペンの施設に収容された29人と面会し、パスポートや聞き取りなどで確認したという。
警察官をかたり日本人を狙った詐欺が、この拠点で行われているとの情報を日本の警察が得ており、カンボジア捜査当局が経緯や目的を調べるもようだ。
また、カンボジア政府関係者によると、日本警察の情報提供を受け、カンボジア捜査当局が拠点を捜索したという。
5月27日に日本人らを拘束し、プノンペンに移送した。国外追放処分となる模様である。
*上記の記事は共同通信配布の記事を元にしています。なお、カンボジア国内メディアの報道は為されていない。
掲載写真:拘束された日本人が収容されている施設(プノンペン) 共同通信