オンライン詐欺対策委員会、初の取り締まりで外国人258人を逮捕

フン・マネ首相の直属:新設のオンライン詐欺対策委員会による初の取り締まりにより、8日(土)にモンドルキリ州で258人の外国人が逮捕された。

国家警察によれば、逮捕者は中国人247人ミャンマー人9人マレーシア人1人ベトナム人1人だった。

警察によると、中国人7人とミャンマー人7人を含む14人が暴力と強制労働の疑いでさらなる捜査のため省警察署に送られ、残りは手続きのため入国管理局に引き渡される予定だという。

この作戦は、内務省の公式フェイスブックページを通じて報告と情報が提出された後に実行され、違法なオンライン活動に従事する外国人のネットワークが発見された。

モンドルキリ州センモノロム市のメコン74ビルへの襲撃は、同州の安全と治安に関して地元当局の間で大きな懸念を引き起こした。

州政府報道官:ネアン・ヴァンナック氏は9日(日)、中国人による投資活動を装った秘密のオンライン詐欺行為が特にモンドルキリ州を狙って行われていると述べた。

ヴァンナック氏は9日のインタビューで、「秘密裏に行われているオンライン詐欺行為は中国人による投資活動を装っており、特にモンドルキリ州を狙っている」ことを強調した。

中国人マフィアがモンドルキリ州への関心を強めるにつれ、同州の治安と安全について地元当局と住民の間で懸念が生じている。

同報道官:ヴァンナック氏は、「州当局が全住民の安定と安全を確保するという決意」を改めて表明し「詐欺センターで働く個人の家族から大使館に寄せられた報告や苦情が捜査に大きく貢献し、これらのセンターの暴露につながった」と指摘している。

人身売買や就職詐欺に関係することが多いオンライン詐欺は、近年、東南アジア諸国、特にカンボジア、タイ、ラオス、ミャンマーを悩ませている。これらの国々は、さまざまな外国メディアの報道や組織によって、こうした犯罪の中心地として頻繁に取り上げられている。

なお、首相直属の新設のオンライン詐欺対策委員会が動くということは、それほどに内務省管轄の軍警察自体の腐敗に中国マフィアが喰い込んでおり、各国からカンボジアが詐欺拠点と見られていることの苦境の表れでもある。(NHK放映)なお、NHKニュースでは中国マフィアは日本向けの詐欺のために日本人のかけ子が垂涎の的になっている注意を促している。

掲載者孫:オンライン詐欺対策委員会の提供

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