ポーサット州当局 森林火災がタイに広がったとの報道をフェイクと否定

ポーサット州環境局は、カンボジアの森林火災がタイのトラート県バンタット山にまで広がっているという報道を全面的に拒否し、否定した。

この反論(否定)は、タイのニュースサイトwww.nationthailand.comが「カンボジアの火災がトラートのバンタット山の森林を破壊」と題する記事でタイの森林火災であると主張する画像を掲載し、報道後に行われた。

タイのニュースでは、「10日(月)の午後にカンボジアからバンタット山脈を越えて広がった森林火災は、11日(火)の朝までにトラート県の4つの地区の広大な森林を壊滅させた」と報道に対し、ポーサット州環境局は、ポーサット州ヴィールベン地区トマダ自治区では、ホウキ草や葦の火災は数件しか発生していないと説明した。その場所には、タイの報道で報じられたような密林や大きな木々はなかった、と述べている。

この火災では、ポーサット州当局が介入し、住民や動物、生物多様性に影響を及ぼすことなく、火災の拡大を防ぎ消火するための適切な措置を講じた。

カンボジア政府、特に環境省と地方当局は、「森林火災に常に細心の注意を払っており、火災が危険を引き起こし、カンボジア国民の福祉に影響を及ぼすほどに拡大することを絶対に許しません」と改めて強調した。

掲載写真:イメージ ポーサット州環境局

おすすめの記事