トゥボンクムン州、プノンペン都、内務省の警察は協力し、タクシー運転手を絞殺して意識を失わせ、車を盗んだ疑いのある男を逮捕した。
トゥボンクムン州の地方犯罪捜査課副課長ヘム・ヴァネス中佐は、容疑者はプノンペンのカンブール地区の賃貸住宅に住む28歳のスイ・ダラー、被害者の32歳のミース・マカラはトゥボンクムン州ポンヘア・クレック地区のタクシー運転手であると特定している。
上記のヴァネス中佐によると、1月21日午後5時頃、容疑者は被害者を雇い、目的地は自宅だと嘘をついて、トボンクムム州からプレイベン州まで連れて行った。
「運転手がポンヒア・クレック地区の静かな場所に着くと、容疑者は用を足したいふりをして、田んぼの近くに停車するよう運転手に要求した」、「車が止まるとすぐに、容疑者は電線を使って被害者を後ろから絞め殺し、トヨタ・プリウスの中で意識不明の状態にした。容疑者は被害者を車から降ろし、死体を道路脇に捨ててから逃走した。」
と同中佐は説明している。
さらにヴァネス中佐は、容疑者は警察が道路を監視していることに気付き、ポンヘア・クレック地区の村に盗難車両を放棄し、プノンペンへ逃走したと付け加えた。
当局は1月24日にダラー氏を彼の賃貸住宅で逮捕し、さらなる法的手続きのためトボンクムム県警察本部に移送した。
掲載写真:トゥボンクムン州の地方犯罪捜査課の提供