当局はカジノから逃亡した外国人を捜査

内務省報道官:タッチ・ソカク氏は9日(水)、当局が1月5日にウドンミエンチェイ州のカジノから逃走した57人の外国人がカンボジアで不法就労していたかどうかを調べるため捜査中であると述べた。

同報道官は、不法就労が発覚した場合、強制送還されるだろうと述べた。

1月5日(日)、ウドンミエンチェイ州の警察は内務省内部治安局と協力し、サムラオン市オスマック地区のカンボジア・タイ国境にあるカジノから57人の外国人(パキスタン人53人ネパール人4人)を救出した。警察の発表によると、女性2人を含む57人は勤務先のサムラオン市のカジノから逃走し、日曜夕方に救出されたという。

同報道官ソカク氏は、これら救出された同グループはさらなる調査のためシェムリアップ州にある移民総局本部に送られたと付け加えた。

同氏は、当局は、彼らが合法的に入国したか、労働許可証を所持しているか、観光ビザや労働ビザなどの適切なビザを所持しているかなど、カンボジアの法律に基づく彼らの法的地位を調査すると述べた。パスポートやその他の書類を所持していない人々については、当局がその地位を判断するとのこと。

警察によれば、この外国人はカンボジアのプレア・シハヌーク州の企業で2~3か月働いていたが、給与は一切受け取っていなかったという。その後、彼らは同じ企業からオダール・ミエンチェイ州のカジノで働くよう転勤させられた。

しかし、カジノで10日間働いた後、中国人のマネージャー(名前は明らかにされていない)が彼らに休日なしで働くことを強制したとされている。警察によると、労働者たちは以前と同じ未払い問題に直面することを恐れ、抗議して会社の敷地から出て行ったという。

このカジノ労働者救出事件は、不法就労のみならず、組織てきな人身売買事件の疑いもある。

掲載写真:ウドンミエンチェイ州警察

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