ネス・ピアクトラ情報大臣は、「メディア関係者に対し、いじめや嫌がらせの一種であるネットいじめに注意するよう」警告した。
これはカンボジアでソーシャルメディアがより活発になっているため、すべてのメディア関係者が注意しなければならない新しい現象だと述べた。
同大臣は、19日(木)に「デジタル時代における表現の自由の強化」をテーマにここで開催された第2回カンボジアメディア開発会議の開会式を主宰し、そこで上記の警告が行われた。
「我々は十分に準備する必要がある。メディアの評判や国民に損害を与える可能性があるので注意する必要がある」と強調されている。
同大臣は、カンボジアには現在、オンライン放送局875社を含む合計1,620のメディア組織があると述べた。
さらに、カンボジアには2,400万人のSIMカードユーザーがあり、TikTokのユーザーは約1,000万人、Facebookのユーザーは約1,400万人いる。
この機会に、ピアクトラ氏はすべてのメディア関係者に対し、情報セキュリティ、特にフェイクニュースに注意を払うよう呼びかけた。
民主主義、人権、表現の自由について語るならば、自由と民主主義を守るための法の支配についても語らなければならない、同時に民主主義が無政府状態になることや表現の自由を利用して不安を引き起こし、公共の秩序に影響を及ぼすことを防ぐ必要がある、と同大臣は述べている。
掲載写真:情報省の提供