フン・マネ首相は23日(土)、フナン・テチョ運河(FTC)建設の資金が枯渇しているという国際メディアの報道を否定し、プロジェクトの実施を妨げるいかなる障害もないと主張した。
同首相は、「カンボジア政府(RGC)には明確なマスタープランがあり、1つのプロジェクトが失敗した場合に引き継ぐバックアップ開発パートナーが複数いる」と述べた。
首都で行われた「第32回全国僧侶総会」の閉会式を主宰したフン・マネト氏は、フナンテチョ運河建設は地元住民へのより大きな配慮をもってFTCプロジェクトを実施しており、円滑で責任ある手続きを確実に行うために影響に対処していると述べた。
首相は批判を一蹴し、FTCプロジェクトには適切な実施手順が必要であり、この巨大プロジェクトの実施プロセスを妨げるものは何もないと述べた。
同首相は、草の根レベルの人々への影響を減らすために、作業部会が明確な指示に従ってプロジェクトを慎重に実施していることを明らかにした。
首相はまた、この巨大プロジェクトに対する国際メディアの指摘を批判し、「運河を3カ月で完成させたいのか?今日プロジェクトを開通させておいて、翌日すぐに実行に移すことはできない」と述べたている。
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