カンダル州裁判所は昨日、オンラインで性的コンテンツを閲覧している被害者の動画を削除する見返りにビジネスマンから2,000ドルを脅し取ろうとしたとして、トランスジェンダー（性不同一性者）の男性4人を逮捕し、起訴した。
10月10日の裁判所の文書によると、被告はフン・ピアクラ（27歳）、シム・ソク・ヘン（34歳）、カン・ピッチ（28歳）、サム・ベアスナ（32歳）と特定されており、全員カンダル州タクマオ市の賃貸住宅に住むトランスジェンダーの男性である。
このグループは個人への脅迫、恐喝、麻薬使用の罪で起訴された。
カンダル州警察サイバー犯罪対策局長キム・ヴァネス少佐は10日、10月4日午後7時頃、容疑者の1人がテレグラムで被害者とチャットし、「彼女は本物の女性だ」と告げ、金を払えば彼女のヌード写真が見られると申し出たと述べた。
容疑者はチャットの後、フェイスブックのアカウントを通じて被害者にヌード写真を見せ、被害者がそのコンテンツを閲覧している行為を録画したという。
その後、トランスジェンダーの男性4人は、ビデオを削除し、ソーシャルメディアに投稿したり、被害者の妻に見せたりしない代わりに、被害者に2,000ドルを脅迫請求した。
同氏はさらに、警察のおとり捜査で被害者から金を巻き上げようとタクマオ市の喫茶店に来た後、10月9日に容疑者たちは逮捕されたと説明している。
逮捕後、警察が彼らの尿を検査したところ、薬物を使用していたことが判明したという。
掲載写真：カンダル州警察の提供
