人身売買容疑者、カンボジアから中国へ強制送還

カンボジアの国内メディアは中国・国営新華社の記事を通じて、中国人がカンボジア国内で起こした犯罪について、報じている。

中国公安省は12日(木)、女性の国際人身売買に関与した犯罪容疑者が国際法執行協力を通じて最近カンボジアから中国に引き渡された(強制送還措置)と発表した。

ルーという名で特定された容疑者は、オンラインデートプラットフォームを通じてカンボジア人女性を中国に誘い込んだ犯罪組織の主要メンバーだった。そのため、中国に渡ったカンボジア人女性は売春を強要されていた。

この犯罪組織は昨年9月に中国中部の湖南省の警察によって壊滅させられ、10人の容疑者が逮捕されたが、ルー容疑者はカンボジアに逃亡し、国際的な捜査が始まった。

カンボジア当局は8月15日にプノンペンで呂(ルー)容疑者を逮捕し、容疑者は8月28日に強制送還の形で中国当局に引き渡された。

今年3月、中国・公安省は、女性と子供の人身売買組織を標的とした全国撲滅キャンペーンを開始し、国境を越えた人身売買ネットワークのあらゆる側面を解体するために国際協力の強化を求めている。

掲載写真:新華社電をKhmer Times掲載

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