違法漁業の取り締まりを実施しているが、違法は続く

農林水産省は、トンレサップ湖での違法漁業の防止を任務とする省庁間委員会が過去2年間にわたり多数の違法漁業事件に対処してきたことを確認した。

トンレサップ湖における漁業犯罪の防止と撲滅のための省庁間委員会は、2022年3月23日に当時のフン・セン首相によって設立されました。

農林水産省・報道官イム・ラクナ氏は11日（水）、今年3月23日から9月9日までの間に当局が違法漁具を押収した違法網の総数は224万メートルに上り、淡水トロール網74個、電動漁具1,840台、竿98万1,419本、船234隻、エンジン145台などである。

同報道官は、「取り締まり作戦により、90件が裁判所に送られ、20件の召喚状が発行され、違法漁業の罪で36人が懲役刑を宣告された」と語った。また漁業犯罪の取り締まりは短期的な取り組みではない」、「漁労期間中、農業省とそのパートナーは、犯罪者を逮捕するための継続的な活動に積極的に取り組んでいる」と付け加えた。

ポーサット州農林水産局長：ンギン・フン氏は11日（水）、日々の取り締まりにもかかわらず、違法漁業の犯罪は増加し続けていると語った。「我々は合同部隊にトンレサップ湖沿いの主要6地点を毎日巡回し、違法漁具を押収し、特に禁止された漁具を使い続ける違反者を捕まえるよう命じた」と彼は述べた。

同氏は、違法行為であるため、漁場外には違法な漁具を使用したり、産卵期に魚を捕獲したりしないよう漁師らに呼びかけている。法律に違反し続ける者は訴追されることになると注意を促した。