首相、フナンテチョ運河プロジェクトが国家の利益を高めると断言

フン・マネ首相は、フナン・テチョ運河プロジェクトはカンボジアの領土を危険にさらすものではなく、むしろ国家に大きな利益をもたらすものであると断言した。

首相は8月5日(月)、フナンテチョ運河の起工式で演説し、

「国民の大半はこの運河プロジェクトの価値を理解しているが、カンボジアの領土と主権が外国人に奪われることを懸念する人もいる。こうした懸念があるため、我々は明確な対応をする必要がある。」

「これらの懸念や疑念に対処することは極めて重要です。いかなる犠牲を払ってでもこのプロジェクトを建設しなければならないからです。そうしなければ、主権と経済的潜在力の強化だけでなく、国家の信頼と団結も失う危険があります」と強調した。

首相は、このプロジェクトは数百万人の人口ですでに境界線が引かれているカンボジアの国境内にあるため、領土の喪失にはつながらないと付け加えた。さらに、この運河プロジェクトの実施は、建設・運営・譲渡(BOT)モデルに基づいて運営されており、これは外国からの融資ではなく民間投資によって資金が調達されることを意味する。同氏は、カンボジア企業が51%を保有しているため、このプロジェクトは100%外国所有ではないと付け加えた。

同プロジェクトは、カンダル州、タケオ州、カンポット州、ケップ州を通過し、全長約180キロメートル、17億ドルの費用をかけて川の水路と海を繋ぐことを目指している。

掲載写真:フレッシュニュース

おすすめの記事