プノンペンの12月20日市中感染事件 検疫脱走者に関連する

2月20日市中感染事件 新規感染者15名(内14名中国人)累計感染者数47名

プノンペンのピッチ島(別称:ダイヤモンド・アイランド)の新型コロナウイルス(COVID-19)クラスター発生は、検疫期間に脱走した中国男女4人に関連すると、地元メディアはカンボジア政府の見方を反映した報道をしている。同クラスターで昨日の32名に加えて新規に15人の感染者を確認した。これで2月20日市中感染事件では感染者は累計47名となった。新規の1人15人は14人の中国人とベトナム人1名が含まれます。この報道に沿えば、実に47人中、44人が中国人となる。これは中国人コミュニティー感染ともいえる事件である。他に2つの陽性症例は、2月7日に韓国経由でカンボジアに到着した43歳のチェコ人女性とタイから陸路で帰国した47歳のカンボジア人出稼ぎ労働者がいる。

今後の感染状況はN8 Club関連者の感染次第である

なお、昨日の夜に伝えたオリンピックスタジアム近くの2月4日~19日までのN8 Clubの関連者(従業員及ぶ入場者)は申し出て検査を受けるように呼びかけられており、この関係者から何人の感染者がでるかで、早期に事件が収束するかどうかがかかっている。

N8 Clubの位置は下の掲載地図を参照。Google Mapに印のあるLaor Penh Jet Photo Shop の北東Street286を挟んだ向いの角にある建物がN8 Club。このNight Clubはここ10年、何度か名前が変わっており、店名は現在はクメール語と中国語表記となっている。

*掲載写真:ピッチ島内を警備する武装警察 画像:Khmer Timesより

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