土地収奪に関与した疑いで州環境局長2人が解任

フン・マネト首相は、州の森林地帯での土地収奪と各州での経済的土地譲渡に関与した疑いで、2人の州環境局長をその職から解任した。

7月4日付の政令によれば、この2人の高官は、モンドルキリ州環境局長のチャオ・ブントゥーンと、ポーサット州環境局長のコン・プティラである、と特定されている。

彼らは環境局と言いながら、トップ自らが権力を使って私腹を肥やす環境を保持していたようだ。

即時発効した政令には、「チャオ・ブントゥーン氏はモンドルキリ州環境局長の職を解かれ環境省に勤務するよう命じられ、コン・プティラ氏はプルサット州環境局長の職を解かれプノンペンに勤務するよう命じられた」と記されている。

環境省・報道官:クワイ・アティヤ氏は14日(日)、環境担当上級職員2人の異動は公務員の標準的な手続きだと述べたが、彼らの件の解任について詳細を語ることは避けている。環境省自体に身内保護の疑いがある。

一方、内務省人事局副局長ニム・サリム氏は15日、ブントゥーンとプティラが、州の森林地帯の土地収奪に関与した疑いと、勤務していた州での職務の不適切管理のため、部署の指導的地位から解任され、環境省に異動になったことを発表している。

同副局長は、最近、天然資源犯罪防止・取り締まり国家委員会の軍隊が、プルサット州とモンドルキリ州の州の保護地域と経済的土地譲渡地域を巡回したと述べた。その作戦中に委員会は数百ヘクタールの森林地帯が土地強奪者によって伐採され占拠されていたことを発見したと付け加えた。その後、天然資源犯罪防止・取り締まりのための国家委員会が政府指導者に書簡を送り、省環境担当官2人の解任を求めたと述べた。

環境省に自浄作用能力かあるかどうかが疑われている。

掲載写真:疑惑の2名 Khmer Times掲載

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