洪水被害軽減プロジェクトは、排水システムを改善し、プノンペンとその周辺地域から洪水を遠ざけることを目的として工事が進捗(しんちょく)している。
同プロジェクトは、季節的な洪水に見舞われることが多いプノンペンから水を管理し、迂回させるという幅広い取り組みにおいて、重要な役割を果たす。
具体的には、同洪水対策システムは、サムラオントン区スレカック村のストゥン プレック トナオットから水を迂回させ、コンポンスプー州を経由してカンダル州に流すように設計されているという。
最終的に、水はタケオ州のトンレ バティ湖に流れ込み、そこからトンレ バサック川に流れ込む仕組みとなり、プノンペンへの洪水を迂回させる試みである。
掲載写真:Khmer Times