カンボジアと日本、地域病院開発のために211億円超の円借款契約に署名

カンボジアと日本は、地方病院開発プロジェクトを実施するため、2024年3月13日に211億400万円(約1億5400万ドル)の円借款契約を締結する。

*円借款:円借款は、有償資金協力とも呼ばれ、開発途上国に対し長期・低利の緩やかな条件で開発資金を貸し付けるものである。 開発途上国の経済発展には、その土台としての経済・社会インフラ整備が不可欠であり、経済・社会インフラ整備には開発資金が必要だが、開発途上国自身では十分な資金を確保できない場合がある。なお、この借款、相手国の経済苦境や財政破綻で支払い延期や資金回収ができない場合もある。当然、借款は日本国民の税金を原資としている。

ソク・チェンダ・ソフェア副首相兼外務・国際協力大臣と小村正博外務大臣政務官による交換公文及び添付書類の署名が国際協力外務省で行われます。

同融資は、社会経済発展を促進するカンボジア政府の取り組みを支援するという日本の決意を裏付けるものであるとカンボジア側は述べている。そしてまた、2023年に包括的戦略的パートナーシップに格上げされた両国間の長期にわたる関係と緊密な協力の強化にも貢献するとも述べている。

掲載写真:Khmer Times

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