日本政府は、在カンボジア大使館を通じて、クラスター弾、地雷、不発弾の撤去のためにカンボジアに130万ドル以上を提供することに同意した。
この日本のNGOプロジェクトに対する贈与契約は、2023年12月19日に上野篤駐カンボジア日本大使と以下の2つのプロジェクトの実施に対する助成受領者の代表によって署名された。
1. RSCS プロジェクトと呼ばれる、ストゥントレン州のクラスター弾撤去による復興支援プロジェクト (3 年目) (予算 696,397 ドル)。
受取人は日本地雷対策事業団(JMAS)です。このプロジェクトでは、JMASは470ヘクタールのクラスター弾汚染地域を確保するとともに、効率的かつ安全なクラスター弾除去方法をカンボジア地雷対策センター(CMAC)に移管する。このプロジェクトでは、地元住民に地雷リスク回避教育も提供します。
さらに、農業専門家が農業技術や農業経営について農家を研修します。
2. バンテアイミアンチェイ州の地雷除去による復興支援プロジェクトは、RSDB プロジェクト(3 年目)と呼ばれる(予算 693,720 ドル)。
このプロジェクトでは、JMAS は 180 ヘクタールの地雷および不発弾 (UXO) 汚染地域を除去するとともに、効率的で安全な地雷および不発弾除去方法を CMAC に移転します。このプロジェクトでは、地元住民に地雷リスク回避教育も提供します。さらに、稲作技術の指導や地雷除去地でのモデル農場開発などを通じて農家を支援する。
12月に入るや日本から日本国民の税金を原資とするカンボジアへの無償支援が次々と発表されている。これって、日本国内の3月の道理建設がやたらと多くなる状況に似ている。要は公共事業の海外版と言えるだろう。カンボジアの場合、新年度予算が日本の3月に当たることが、カンボジアの場合は12月になるからだろう。つまり予定された無償支援ということである。
掲載写真:Khmer Times