フン・マネ首相は、18日(月)に東京で開催されたアジア・ゼロ・エミッション・コミュニティ・リーダー会議(AZEC)で提起された日本の取り組みへの全面的な支持を表明した。この支援は、日・ASEAN友好協力50周年記念サミットに合わせて行われたカンボジア首相と日本の岸田文雄首相との二国間会談で確認された。
フン・マネ首相は、AZECに関連する取り組みに加えて、カンボジアは世代を超えた心と心のパートナー、経済と社会の共創のためのパートナー、平和と安定のためのパートナーを含む他の3つの取り組みを支援していると説明した。カンボジアと日本との関係に関して、首相は防衛と安全保障の分野で両国間の関係をさらに強化するための多くの協力の方向性を確認し、さらに貿易と投資、インフラストラクチャーやカンボジアと日本間の直行便の再開についても話し合った。
岸田首相は、カンボジア側の東京でのサミットへの参加に謝意を表し、カンボジア人と日本人双方の共通の利益のために新たな成果を達成するためにカンボジアと引き続き協力していくことを約束した。
二国間会談の後、両首脳は、水路、水道、電子政府に関連する3つのプロジェクトに対する日本の無償資金協力に関する交換公文の署名や、デジタル、銀行、エネルギー分野におけるその他の協力文書の署名に立ち会っている。
カンボジアと日本は今年、国交樹立70周年を迎え、2023年は両国関係が包括的戦略的パートナーシップのレベルに引き上げられた年でもある、両国は強調している。
掲載写真:Khmer Times