最高裁判所、タイへ密輸出の武器業者3人の有罪判決を確定

最高裁判所は昨日、カンボジアからタイへ手榴弾50個とAK-47、弾1,000発以上、拳銃2丁を密輸出しようとした罪で、下級裁判所でそれぞれ懲役8年の有罪判決を受けた元兵士2人と女性1人の有罪判決の控訴審で下級審の判決を支持した。

最高裁のヤ・ソコーン判事は3人を元兵士のソーン・メンコン(20歳)、ソーム・チャンナさん(18)、そしてオンラインローションベンダーのサンバス・スレイリンさん(31)と発表している。被告3人はバンテアイ・ミエンチェイ州モンコル・ボレイ地区ラッシー・クロック自治区に居住、と公表している。

この裁判は、昨年5月2日午後13時半頃、バッタンバン州の憲兵隊はバンテアイメンチェイ州の憲兵隊と協力し、手榴弾、銃、弾薬をケースに隠し車でタイへの密輸を試みていたコング、チャンナ、スレイリンを逮捕した。逮捕後、警察はモングル・ボレイ地区にあるコン氏の住居を捜索し、さらに手榴弾50個、導火線51本が入った缶5個、弾丸14発入りのピストル1丁、マガジン2個入りのグロック19ピストル1丁、その他数発の弾丸を発見した事件によるものである。また、空のAK-47弾薬箱3個と発泡包装ケース5個も見つかった。逮捕後、3人は刑法第488条に基づき「武器、爆発物、弾薬の製造または密売」の罪で起訴された。バッタンバン州裁判所は昨年6月、コン、チャンナ、スレイリンにそれぞれ懲役8年の判決を下したが、被告たちは判決を不服として控訴していた。

今回の最高裁の結審で判決が確定した。

掲載写真:Khmer Times

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