文化芸術大臣:プウン・サコナ氏は、クメールシルク製品やその他のカンボジア美術製品などのクメール伝統工芸品を日本市場で促進するため、日本人協会(いわゆる日本人会とは別組織)の支援を要請したという。
同大臣は、9月12日に文化芸術省で行われた日本カンボジア協会会長で元駐カンボジア日本大使:高橋文明氏との表敬と会談の際にこの要請を行ったという。
会談の中で高橋氏は、2023年11月にカンボジア・日本外交関係樹立70周年を祝うイベントを開催する計画や、今後のその他の協力について言及した。
この種の伝統工芸品は、それが貿易上の利益を生むかどうか、どの国の市場であれ、伝統に即したオリジナル性とクオリティー(質)にかかっているのは言うまでもない。アンコール遺跡公園内の村々で売られている自称:伝統的なクラフト(工芸)製品の多くは、その実、街から業者が同じものを配送し、売っているからに過ぎないからである。中にはベトナムで製造した工芸品もある。
掲載写真:Khmer Times