昨日(7日)警察が実業家ハイ・キムホンを逮捕した際、13人のボディガードが抵抗し、警察官ともめ合う中、ボディーガードが銃を取り出した。そのため警察官が発砲した。この 大物実業家は、大規模な土地詐欺の容疑で警察からの取り調べのため、指名手配されていた。
国家警察補佐兼副報道官:サンソク・セイハ氏は、8月7日午後4時、プノンペン都Prek Pnov地区Ponsaing区 Thlan 村トラペアン(沼)で大物実業家を警備するボディーガードたちが「(警察官の)命令の執行中に当局を妨害し、暴力を引き起こした」と述べた。
関係者によると、事件前の8月7日朝から数十人の顧客が抗議活動を行っていたが、参加者らはタイヤを燃やして大物実業家に状況について話し合うよう求めていたという。
同日午後、抗議デモ参加者らは大富豪の邸宅への立ち入りを求め、カメラマンの同行を求めたが、実業家のボディーガードらともみ合い、拳銃を取り出して警官1人を殴り、そのため警察は数発の発砲で応戦したという。
上記の副報道官は、実業家ハイ・キムホンの逮捕に関して当局はプノンペン市裁判所の検察官の逮捕状に従っている行為だったと強調した。
先月、全国の数千家族を代表する約200家族が、同社のオーナーであるハイ・キムホン氏とセン・サンハク氏の両氏に対してプノンペン市警察に告訴状を提出していた。
コンポンスプー州オゥドン地区にあるハイ・キムホン氏の会社は、カンポット州の人々に土地を販売する投資プロジェクトを開始し、投資家は毎月利子を受け取り、その土地は後日最初の購入価格で買い戻される予定だったと説明しているが、被害者らは、2年間にわたる寛大な利益を約束するピプアップ・デイメアス土地プロジェクト計画を通じて数百万ドルを騙し取られたと主張した。
コンポンチャム州の地元投資家の一人であるコン・セクラン氏は、ピプアップ・デイメアス投資会社にだまされたと主張する人々の数は全国から約3万家族に上ると語った。同氏は、問題となっている推定投資詐欺金額は1億ドルだと副報道官は付け加えた。
掲載写真:Phnom Prnh Post