投資詐欺で「Meta Trade4」の3人の200万㌦超の資産を凍結

プノンペン都裁判所は、外国為替詐欺の疑いで3人の資産225万6000ドルの差し押さえを命じた。同裁判所の判事ソウン・チャクリャ氏は、原告45人を騙したとして告発された3人の資産を差し押さえ、凍結する一時保護命令を出した。

同保護命令によると、資産として銀行口座が凍結された被告3人は、エム・チャンシー(42歳)とアス・チャンボパ(38歳)の夫妻(セン・ソク地区トゥクラ区トゥクラ村居住)とセン・ビチェッ(43歳 セン・ソク地区トゥク・トラ区スレン・ロルン村居住)特定されている。

2019 年には45 人の投資家が「メタトレード4(企業名:Meta Trade4)」経由で外国為替に投資するため、投資家たちは銀行システムを通じて合計 2,256,000 米ドルを入金したという。

被告となった「Meta Trade4」の3人は、「投資家の資本が失われない」、「毎月の利益が定期的にすべての投資家に支払われる」ことを投資家に約束した、という。しかし、3人は投資家に投資に関する情報を一切示しておらず、最近では「投資資金が失われ、今後は投資家に支払いができなくなる」と投資家に告げたとのことである。

45人の投資家らはエム・チャンティ、アット・チャン・ボパ、セン・ビチェットの3人に過去の外国為替取引取引について報告するよう求めたが、エム・チャンティ氏は報告を避け、国外に逃亡した。そこで投資被害者45人は司法当局に3人に対して法的措置を講じるために告訴したという。

元本補償で毎月利益だけが入る」なんていうオイシイ投資があるはずはないのだが、最初から偽投資なのか、投資失敗なのかは、定かではない。

掲載写真:被告の3人 画像:Khmer Times

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