カンボジア電力公社(EDC)は、プノンペンの電力の顧客に、電力公社が一部の地区での道路拡張工事を促進するために、ネットワーク回線の修理、交換、設置、解体を行うため、以下の地域ではやむを得ず電力供給が停止すると通知した。
1. 5 月 11 日木曜日: 午前 8 時から午後 16 時まで:
1-ダウン ペン地区: Sras Chork 区 (ワット プノン支店) にある配電変電所 P1489、P2056、PT1462、OP096
2-トゥール コック地区: Boeung Kok1 地区 (ワット プノン支店) にある配電変電所 P1708、P3830
2. 5 月 12 日金曜日: 午前 8 時から午後 16 時まで:
1-ルセイ ケオ地区: トゥール ソンケ 1 地区にある配電変電所 B.T387 (ワット プノン支店)
2-ポー セン チェイ地区: チョアム チャオ 1 およびチョアム チャオ 2 (トゥール ポン ロー支店) にある配電変電所
Chbar Ampov: Chbar Ampov1、Chbar Ampov2、Prek Pra および Niroth 区にある配電変電所 (Chak Angre Krom 支店)
3. 5 月 13 日土曜日: 午前 8 時から午後 16 時まで:
1-セン ソック地区: プノンペン・トメイ、クムオン、コルク・クライン地区にある配電変電所 (O Bek Kaorm および O Dim 支店)
4. 2023 年 5 月 14 日日曜日: 午前8:00 から午後16:00 まで:
1-カンダル州タクマオ市: 配電変電所 P2369、P2940 (タクマオ、スバイ ロルム、カンポン サムナン、ロカ クプオス地区 (チャク アングレ クロム) にある一部のエリアを含む)
上記の地区にご自宅や事業所が計画停電地域に入っているかどうか、ご確認ください。
一方でプノンペン水道公社、漏水の通報を、更に「節水」の呼びかけ
一方、プノンペン水道局は、住宅付近で発生する可能性のある漏水に関する情報の通報を呼びかけ、「水を節約する」よう人々に呼び掛ける通知をしている。
「舌の根も乾かぬうちに」というか、この「朝令暮改」そのもののような通知をカンボジアの政府系メディアは何等、解説や批判もなくこの種の通知をそのまま掲載している。この種の矛盾そのものの記事は、コロナ禍にもよく見られた。同日の掲載記事で矛盾する記事や政府機関や公社等の情報を一方的に垂れ流すだけで、その後の訂正記事なんていうのは、ほとんど皆無であるから、意識して出している英語版でも全く同様である。カンボジア政府の報道統制で生き残っている英字紙は、Khmer TimesとPhnom Penh Postぐらいであるが、政府情報が元になる記事では、Phnom Penh Postでは少ない。
この水道局の通知だが、下の前日の記事と読み比べると、上記のことがよく解る。
上掲の記事のように一方的な公社の情報忖度記事であるため、多くの人々がこの種の記事内容に懸念をもっていることを、本サイトでは指摘している。
さて、発表によると、プノンペン水道局(PPWSA)は、バクケン浄水場の第1期稼働後、プノンペンとタクマオに給水し、水圧を高めるためにパイプラインを通じて水が送られたと発表した。
しかし、公共の場所や家の前の配水管で漏水が発生する可能性があります!という。
水道公社は、節水の要望だけでなく、配水管からの漏れが発生した場合は、プノンペン水道局のチームが時間内に検査と修理ができるよう、水道局に情報を提供してください、と呼びかけている。
当然起こる疑問は、工事設計の以前に漏水が起こらないような「導水管」を設置しているのではないの?、それとも従来の導水管が高圧水にたえられないため?何とも呆れた漏水通報の要請と節水の通知である。公社による命に関わる水の供給情報での希望的観測、不正確な情報発信は許されないはずである。それでいて住民に協力を呼びかけるのは本末転倒であろうに!
水道局は「来年の酷暑季は大丈夫」というもっともらしい数字を上げているが、一方でこの通知は、これだから懸念や不安が生じる。それをそのまま報道する英字紙メディア、どうやら、カンボジアには外国人向けの通信社はあっても、批評、意見を含めて報道する新聞社メディアは、政治面以外でも皆無であるようだ。
掲載画像:イメージ Khmer Times