カンボジアニュース 昨年、麻薬犯罪で2万人以上が逮捕された
Police seize drugs during a crackdown in Banteay Meanchey province last week. Police

タイ、カンボジア、ベトナムの3国、薬物関連のニュースが多い

タイ、カンボジア、ベトナムのニュースを見ると、実に麻薬に関するニュースが多い。日本では薬物関連のニュースはヘロインや覚醒剤なら暴力団関係かどうにも止まらない一般人、大麻となると海外旅行で味を占めた若年層や鋭い感性が必要といった実力のない芸能人で昔からラリッテいる、と意気がっているものたちであるが、上記の3国ではかなり若年層を中心に浸透し、貧富よりも知力の差に由来するかのようだ。

警察は昨年、麻薬密売に関連して20,000人以上を逮捕し、3,000キログラム以上の麻薬を押収しました。

拘留者20,913人中、外国人14カ国355人、女性45人

1月2日付けの内務省で麻薬課の報告によれば、昨年の1月1日から2020年12月31日に、警察は全国の薬物犯罪の10193例に取り締まったとのこと。報告書では、1,267人の女性を含む20,913人の容疑者が拘留されたと述べた。その中には14カ国から45人の女性を含む355人の外国人が含まれている。カンボジアは取締り緩いと誤解している外国人も多いが、実は中国人を中心によく捕まっている。これは、カンボジア警察の能力と言うよりは、中国からの情報提供が大きいと思われる。

上記報告によると、警察はメタンフェタミン、エクスタシー、コカイン、ケトマミン、ヘロインを含む3,251キログラムの麻薬、289キログラムのマリファナ、287,735本の植物を押収している。

刑務所は薬物と泥棒で満杯

また薬物事件で148台の車、2,618台のオートバイ、7,908台の携帯電話、530個のはかり、29個のピストル、26個のライフル、2つの家、2つの土地、1つのコンドミニアム、1つの倉庫を押収し、3つの銀行口座で20,000ドルを凍結しました。報告書は、薬物の発作が17%増加した一方で、逮捕者の数は前年と比較して20%増加したと付け加えている。

実にカンボジアの刑務所は薬物関係で入れられた者たちで満員なのである。それ故、薬物初犯の場合、罰金等で放免というものが多い。

*画像:地元メディア Khmer Timesより

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