首相 「カンボジアはゴミ捨て場ではない」と言うー中古製品の輸入規制へー

フン・セン首相は3月7日(火)、「カンボジアは発展途上国としての使用済み電子機器の廃棄場であってはならない、中古品の国内への輸入は制限されるべきである」と述べた。

さらに「他の国が最新のスマートフォンを持っているなら、私たちもそれを持たなければなりません。それらの国が古い製品をカンボジアに売る必要はない」とフン・セン氏は火曜日に保健省会議での演説の中で触れた。

同首相はまた、関係当局に対し、人々の健康に影響を与える可能性のある世界的(グローバルな)標準以下の製品輸入や商品の生産を停止するよう求めました。

「カンボジア人は、先進国のモルモットであってはならない。医療であろうと技術であろうと…」と首相は付け加えている。

首相の演説に呼応して、経済財務省・報道官:Meas Sok Sensan 氏は9日、同省は税関総局と協力して廃棄製品の輸入に対して法的措置を取るための多くの戦略的計画を策定したと述べた。

また、首相の演説を支持してカンボジア投資家連邦協会及びカンボジアマルチレベルマーケティング協会の会長:レイ・ソピアップ氏は、「カンボジア人に販売する期限切れの製品の輸入を制限すべきである」と述べた。

「古い機器の使用は、市民だけでなく環境にも大きなリスクをもたらします。それだけでなく、中古品は長持ちせず、人々はそれらを修理するためにお金を費やす必要があります」と同氏は述べています。

カンボジアを知る者なら誰もが理解することだが、カンボジア人平均所得、つまりは生活水準が向上すれば。おのずと廃棄製品は駆逐されていく。廃棄製品が輸入されているのは、カンボジアの人々の需要があるからに過ぎない。

掲載写真:中古品販売店舗 画像:Khmer Times

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