カンボジア政府 政治及び経済の2つの改革を進めている 

フン・セン首相は、「国を現在のような安定と発展に導くために、カンボジア政府は 2 つの主要な改革計画を準備した」と述べました。

首相が述べた、2 つの主要な改革の出発点は次のとおりである。

一つは、クメール・ルージュ指導者(ポルポト派指導部)との交渉を通じてカンボジアの内戦を解決し(1991年)、武力紛争を終結させる最初の政治改革である。

そして第二の改革は経済改革であり、土地改革から始まり、ポル・ポト政権の土地支配権のすべてを取り戻し、土地を私有財産に分割した。

上記二つの改革は、今日のあらゆる分野の発展に至るまで、国民の生命を第一に救い、国家の再生につながることを考慮して事業を遂行することを目的としていると首相は述べている。

さらにフン・セン首相は、「カンボジアは現在、国外から毎年借り入れを行っており、借入金は国家予算全体の 20% に達していない」と述べた。これは、野党系からの中国からの支援や借入金で「債務の罠に陥る」という批判を意識した発言である。

*国家財政については、スリランカの次にラオスが中国の「債務の罠に陥る」という懸念がASEAN地域に拡がっている。

国家予算の自力収入は3分の1に過ぎない、残りは外国からの財政援助と借入金

首相はまた、「過去 30 年間、カンボジアが自力で稼いでいる国内収入は国家予算全体の 3 分の 1 にすぎなかった」ことを想起させた。

国家予算の約 3 分の 2 は、外国からの財政援助と借入金によって賄う必要がある」と彼は述べた。「これは、過去に公に発表されたリーダーシップポリシーに沿って私たちが達成した具体的な結果です。人生を改革することは死を改革することではありません。」と強調している。

首相の語る国家予算の現状は、現実ではカンボジアは依然として、非常に厳しい状況が続いていることを示唆している。

このニュース、誰もが気になってしまうのは、公になっていない隠れた債務がないかどうか、である。

大型企業がある日突然、破綻するのもこうした闇の隠れた債務である。

掲載写真:Khmer Times

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