フン・セン首相は11日(土)、「カンボジアの国内総生産 (GDP) は、2023 年に 6.6% 成長する」とメッセージで述べた。
フン・セン氏は、「経済は急速に回復した」と述べ、「社会経済のバランスを維持するための措置を発表することにより、政府の努力のおかげである」と付け加えている。
カンボジアは、過去 10 年間の開発で年間平均 7% の経済成長を達成しました。
*注:この数値、ここ10年の数値を見るに高過ぎる。四捨五入ではなくて繰り上げである。
政府はまた、カンボジア経済が今年 6.6% 成長すると予測している。カンボジア国立銀行(NBC)が発表したレポートによると、国際通貨基金 (IMF)、世界銀行 (WB)、アジア開発銀行 (ADB) を含む 3 つの主要な国際機関と比較して、最も高い予測成長率です。
*注:今のところ、政府予測は希望的な観測、達成努力目標というところであるというものであろう。
昨年10月初旬の第14回カンボジア展望会議の開会式での基調演説で、フン・セン首相は、「カンボジアが2030年までに高中所得経済と高所得経済になるという目標を達成できるかどうか」という問題を提起している。 2050 年までに実現するかどうかにかかわらず、経済の不確実性の中で、国は世界経済の悪影響に直面する。
フン・セン首相はさらに、「主にCovid-19パンデミック、ロシアのウクライナ侵攻と米国と欧州連合による経済制裁の影響により、カンボジアは困難な段階を通過している」と述べた。
同首相は「そのため、目標が達成可能かどうかを事前に評価する必要がある」と付け加えた。要は、「あくまで希望的観測である」と釘を刺している。
掲載写真:Khmer Times