カンダル州 コロナワクチンの包装工場の敷地を選定

政府は、シノバック Sinovac の Covid-19 ワクチンをパッケージ化する工場として、カンダル州の 5 ヘクタール以上の敷地を選択した。建設の起工式は11月に予定されている。

保健省・国務長官:Youk Sambath 氏は9月15日、政府が中国の Sinovac ワクチン製造業者からライセンスを取得した民間企業と非常に緊密に協力し、工場の立ち上げを加速した、と語った。

「5 ヘクタール以上の土地を占める工場は、カンダル州のトゥール アンピル村、ポンヘア レイ地区のポンヘア レイ コミューンにあります」、「工場はワクチンの最終製品を包装することのみを担当しており、液体ワクチン成分は製造していません。」と同大臣は述べた。「地元の会社によって現在、埋立地は完成に近づいています。その後、彼らは工場の建設を開始し、起工式は 11 月に行われる予定です」と付け加えた。

また同大臣は、工場の5ヘクタールの敷地には、ワクチンを包装するための2つまたは3つの建物と専門家の居住区、および清潔で新鮮な作業環境を提供するための緑地を含む多くの構造物があるという。

保健省、カンボジア製薬企業 (CPE)と中国の Sinovac Life Sciences Co., Ltd. は、7 月に、カンボジアが中国の基準に従って世界基準を満たす Covid-19 不活化ワクチンを充填および梱包することを許可する覚書に署名している。

ワクチン工場といっても、ワクチンそのものを製造するラインセンスをカンボジアが中国から得たのではないようだ。所謂、中国+1というものである。味の素の工場がカンボジアのコ・コン州にあるが、ここもまた瓶詰のみの工場で、タイ+1というものである。

掲載写真:Khmer Timeより

おすすめの記事