ケム・ヴェアスナ「クーレン山麓騒動は私が起こしたのではない」と弁明

9月13日、民主党連盟 (LDP) =自民党は、党首:ケム・ヴェアスナ党首がフン・セン首相の命令でプノンクーレンに人々を集めたことを否定した。

フン・セン首相は9月13日、シェムリアップ州での会議で演説でクーレン山麓の騒動に触れ洪水終末論で多くの人々が参集して件に触れ、民主党連盟 (LDP) =自民党に対して、自称:ブラフマー神で自民党・党首:ケム・ヴェアスナ党首の予言:洪水終末論についての、騒動の説明を求めた。

それに対して、民主党連盟 (LDP) =自民党 のワーキング グループのメンバーである Kem Chaydy は、「私たちは、他の誰かの命令に従って、洪水を避けるために農場に留まりませんでした。農場に集まった人たちは皆、『私たちは一つだ』という気持ちで集まりました。」、「大義に寄付したすべての人は、その資金が農場の全員を養い、避難させるために使用されることを知って、自分の自由意志からそうしました。」「「彼らの中には、車や家や土地を売った人もいれば、貯金を出してみんなのために寄付をした人もいました。10,000ドル、20,000ドル、さらには100,000ドルを寄付した人もいます」と答えた。

フンセン首相は、彼(ケム・ヴェアスナ党首及び民主党連盟 (LDP) =自民党)に対して法的措置が取られなかった理由を説明し、ヴェアスナと彼の支持者は政府を転覆させるつもりはなかったが、人々を動員して数百万ドルを集めたと述べている。

現在、一時2万人近い人々が集まったクーレン山麓南の農場だが、シェムリアップ州当局の呼びかけに答えてその多くは帰郷したが、なお2千人ほどが洪水終末論を信じて残っているという。

この騒動、政治結社とは泡沫であるようだが、宗教性を帯びた団体で、洪水終末論の予言で集まった人々から数百万㌦の寄金を得たという。信奉者以外には新手の予言詐欺にしか見えない。政治団体が宗教性の衣装で集金し、その財力を背景に政治変革を志向する手口は、日本の「統一教会」の手口と、奇妙に似ている。

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掲載写真:ケム・ヴェアスナ党首(彼の公式facebook)

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