コロナ禍の抑制によって昨年11月15日から国の再開を行ったカンボジアだが、一方で毎日の犯罪率の増加するといういう痛し痒しが続いている。5月9日だけで全国で逮捕者数は108人を数えるという増加傾向を示している。
内務省・報道官:Khieu Sopheak将軍は、5月9日、カンボジア全土で少なくとも108人の容疑者が刑事および麻薬犯罪で逮捕されたと地元メディアに語った。
同将軍によると、108人の容疑者のうち、95人が14件の刑事事件で逮捕され、13人が8件の麻薬犯罪で逮捕されたという。
コロナ規制が大幅に緩和されて以来、麻薬犯罪とギャング暴力(外国人マフィア絡み)事件の取り締まりが増加している。いくつかの州の警察はパトロールを厳しくしており、中国マフィアが跋扈するシアヌークビルの警察は、州の観光セクターを保護するためにセキュリティを強化するように命じられた。
外国人の麻薬事件、懲役刑30年が確定
カンボジアで麻薬密売の外国人(ガーナ人・男性)は、昨日30年の懲役刑が確定した。
2022年5月9日のプノンペン市最高裁判所は、2020年のプノンペンでの麻薬密売と密売に関連した2人の男性の下級審判決を支持した。
2人の有罪者は、OdadimmaIng wlinus、30歳、Cotel Adul、39歳で2人は2020年10月8日、プノンペン警察に逮捕され、2020年10月11日に「麻薬の保管、輸送、密売」に関連して拘留された。
彼らは、2021年12月7日にプノンペン市裁判所からそれぞれ30年の懲役刑を言い渡されていた。
どうやら外国人犯罪者の中にはカンボジアが「犯罪天国」という認識があるようだ。
現在、カンボジア国内では、少なくとも麻薬犯罪1名、詐欺罪1名、強盗殺人2名の日本人が服役中である。
掲載写真:中国人やガーナ人の犯罪 画像:Khmer Times