ベトナムは、フーコック島とタイの間の航路を、両国とカンボジアが以前に合意した沿岸航路協力協定の一環として拡大するようタイ政府に要請した。
同要請は3月17日のベトナム駐タイ大使ファン・チ・タンとタイ政府サクサヤーム・チドチョブ運輸相との会談でなされた。
多国間協力に関する4回の三者会議の後で合意されたように、今回のタイ=ベトナム間の理想的な沿岸輸送ルートは、タイのトラートのクロンヤイ地区からベトナムのフーコック島まで、カンボジアのシアヌークビル、カンボジアのカンポット、ベトナムのハティエンの3つの港経由で伸びることになる。 、サクサヤム氏は18日に述べた。
同プロジェクトは、「タイとベトナムの首相が協定に署名した2014年に最初に開始されました。その後、共同で実施するために三者委員会が結成された」、「沿岸海運協力は、中小規模の貨物船がタイ-カンボジア-ベトナム航路で運航する機会を増やすことになる」と同氏は述べている。
このような協力の実施に関する詳細は、関係当局間で遠隔地で行われる次の三者会議で発表される予定であるという。
また3月17日の会議で、ベトナム側は航空旅行サービスの需要の高まりに対応するために、タイとの間で運航する航空機の数を増やすために、ベトジェットエアに対するタイ政府の許可を求めていたおり、一方でタイ国営民間航空局は、アセアンオープンスカイ政策と空中自由権の下での要請を検討するという、さらに航空機を追加するというベトジェットエアの要請はベトナムのタイへの全体的な投資価値を大幅に高めるだろうとのべている。
ベトナムとタイの会談では、カンボジアが抜けているが同海陸の交通路となるカンボジアにとっても、メリットになる話である。これでタイ=ベトナムの貿易、人的交流が盛んになるが、カンボジア側の準備が整わなければ、カンボジアは単なる通過点となる怖れもある。
掲載画像:ベトナム~タイの沿岸航路 画像:Khmer Timesの転載