業を煮やしたか、在カンボジア中国商工会議所 中国人犯罪への戦いを訴える

カンボジアの中国商工会議所

カンボジアの中国籍市民を巻き込んだ悪質な犯罪との戦い」を求める公開書簡を発表した。

シアヌークビルの沿岸港を中心に、プノンペンや他のカンボジアの都市でも起こった、中国国民を巻き込んだ犯罪の増加に応えた公開書簡である。外国人犯罪と言えば、中国人と思うほど、犯罪の数や悪質さでは顕著である中国人犯罪、そしてかつて日本でも問題となった他への気遣いのない中国人のマナーの悪さ、これでは中国の習近平氏の唱える「愛される中国」はカンボジアでは当の中国人たちによって台無しされている感がある

カンボジアへ進出した中国人たちも業を煮やした自主的な公開書簡か中国大使館からの要請に応えてものであろう。

「カンボジアの中国市民が関与する悪質な犯罪との闘いを呼びかけるカンボジアの中国商工会議所の公開書簡」と題された、中国語、英語、クメール語で発行された強要された書簡は、「射撃事件」を非難している。 「カンボジアのオンラインギャンブルおよび通信詐欺グループ」に関連する「カンボジアの中国市民を巻き込んだ誘拐および恐喝」の言葉が並ぶ。

商工会議所は次のように警告している「インターネット賭博グループがいじめっ子を演じてやりたいことをすることが許されれば、カンボジアで発展しようとする中国企業は抑止されるだけでなく、中国企業のビジネスの見通しと信頼に深刻な影響を与えるだろう。すでにカンボジアで活動しています。」

「中国の投資家の安全を保護し、共通の発展のためにより多くの中国企業をカンボジアに引き付けるために、カンボジアの中国商工会議所は、カンボジアのすべての中国企業を代表して、中国の政府と関連部門に強く要請した。カンボジアは、事件の調査をスピードアップし、犯罪者を厳しく罰するために、できるだけ早く効果的な措置を講じること。特に、いわゆる「ゾーン」でのオンラインギャンブルや電気通信詐欺グループとその派生的な違法行為を根絶し、カンボジアの中国企業にとって安全で好ましいビジネス環境を作り出すことが重要です。」と同胞をターゲットする犯罪や中国人の安全に対する危機感を述べている。

内務省・報道官 Khieu Sopheak氏は25日にVOAとの話しで、「情報と手がかりを提供し共有することで、中国とカンボジアの当局が協力してカンボジアの中国人を巻き込んだ国境を越えた犯罪を取り締まる」と述べた。

カンボジア開発評議会(CDC)のデータによると、COVIDの大流行前の1994年から2019年の間に、中国はカンボジアへの最大の外国投資源であり、総投資額の約21%を占めている。

*上記の記事はVOA CAMBODIAを元にしている。

*VOA(Voice of America)

掲載写真:中国人の犯罪 画像:Khmer Times

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