在カンボジア日本人の間でも尻に火が付いてきた感がある。既に地元クメール人たちの店舗、先週末から密室が当たり前のカラオケ、クラブ等の夜の遊びの客は急速に客が減った。野外のビヤガーデンは客足の急減に反比例して雇われ歌手の絶叫のような歌声の音量だけが大きくなり、夜の近所迷惑は金儲けのためになり振りかまわずになっている。
だが、既に手遅れの感がある。今や家族内感染が圧倒的に多い。さらに身近な日本人の中にも感染者が増えてきた。
在カンボジア日本大使館からは毎日のように在カンボジア日本人に決まりきった配信メールが届くが、オミクロン株だけは注意したって罹る時は罹る、というもの。要は、「あなたの自己責任ですよ」というもの。重症化率は低いというものの人それぞれである。
江戸期の長屋の井戸端会話のようなオミクロン株症例の話だけは無責任に流れるー感染してから言いなって、言いたくなるーが、高熱3―40度が何日か続いた、薬を飲むのに喉が痛くて苦労したという話などは罹った本人が回復後に軽く語るか、言わないだけである。それにしても高熱を出す幼児を抱える若いお母さんの心配は如何ばかりか、である
近いうちに公式発表で一日当たり新規感染1000人超になるだろう
保健省大臣兼報道官:Or Vandine女史は、「オミクロン株が国内で活発に流通しており、3つのすべきことと3つのすべきでないことに関するガイドラインに厳密に従い、ワクチンやブースターショットを求めるように国民に訴えている」と述べた。同女史は、
「毎日の感染数は1桁(2021年12月中旬)から2桁に戻り、現在は3桁に達しているため、私たち全員が健康対策を適切に遵守しなければ、まもなく4桁に達するでしょう」と地元メディアに危機感(レッドライン越え)を語った。
幼児の感染者がプノンペンで数百人になっている
首相は、「この3~5歳の年齢層へのCovid-19ワクチンの接種が木曜日に開始されることを発表し、ワクチン接種の副作用の懸念を残すように両親に忠告した時点で、既に幼児のオミクロン株症例感染者は数百人に達していた。」とKhmer Timesの報道は、こうした情報を状況に後追いしながらさりげなく認める。これがカンボジアの報道である。
3〜5歳の予防接種キャンペーンは、全国で70万人の子供を対象としており、今月後半に全国で実施される予定です。
*下の記事を参考に
保健省の追加指示
保健大臣のMamBunhengは、COVID-19、特にオミクロンの蔓延と闘い、それを防ぐための健康対策の実施を強化するための追加の指示を出しました。
これは、先に下記の記事で取り上げた内容に対する追加指示であるが、その追加指示は集会制限と集会参加前の抗原検査の指示である。他に自宅療養のこまごまとした指示だが、一人暮らし何っていないクメール人たちには実行は至難の技、また実行してもオミクロンはすり抜けて来る。もはや誰のせいでもない。事実、店が感染対策しても客がアルコール消毒さえしないクメール人客がじょとんど、常連客だと全てノーパスが常態である。
*いざという時に備えて、下の記事を参考に
詳細な3ページの文書は、オミクロンと診断された人々の治療に関するガイドラインであるが、在カンボジア日本人に関しては、上記の記事に言い尽くされている。新たな追加指示は、大規模な集まりを制限することによってコミュニティでのウイルスのさらなる拡散を防ぐためのガイドラインを示している。