保健省の予測 最悪一日3万人、最小でも一日1万人の感染
外国人の「スーパースプレッダー」が話題に
タイで報告があったオミクロン株の感染者は入国・帰国者を中心に23日時点で累計205人だったが、26日には累計514人に急増した。わずか3日間で2倍超で半端ない感染力の強さを示している。また、タイのメディアによればベルギー人夫妻の「スーパースプレッダー」によって100人以上がオミクロン株感染が拡がったという。
オミクロン株の感染者100人を調べたところ、症状があったのは41人で、主な症状は「せき」(54%)、「のどの痛み」(37%)、「発熱」(29%)だったという。発症率は4~5割となっている
24~26日に行ったサンプル調査では、外国からの渡航者で新型コロナ感染が確認された333人のうち56.2%がオミクロン株、43.5%がデルタ株、国内で感染した365人のうち33.4%がオミクロン株、66.3%がデルタ株に感染していた。既にオミクロン株がデルタ株を凌駕しているのが解る。