3日間の水祭り休日には、1万人の外国人を含む90万人以上が、カンボジア国内を旅して地方や観光地を訪れたという。人口の88%以上に2回のワクチン接種を成功させた国の予防接種キャンペーンへの自信の表れ、と地元メディアは報道しているが、プノンペンの私立学校の中には連休明けの今週はオンライン授業に切り替え、学校再開は来週にする。それはCovid-19感染の蔓延を恐れての措置である。保健省の公式発表ではカンボジア国内の感染状況が信頼できないことの証左でもある。
観光省の報告によると、ここ3日間で記録された観光客の総数は910,150人で、そのうち899,869人が地元住民、10,281人が外国人であった。細かな数値であるが、その根拠は示されておらずおおよそ=つまり概数と受け取った方がいいであろう。その報告によると休日の初日は132,013人、2日目は332,875人、3日目は445,262人の観光客が訪れました。
観光省・報道官:Top Sopheak氏は21日、地元メディアに、特に二重ワクチン接種を受けた後、人々が国中を旅行するようになったことに満足していると語たり。「このお祭り休暇中に出かける地元の人や外国人の数は、昨年と比較して54.34%増加したため、私たちの予想をはるかに上回りました」とSopheak氏は述べている。これを素直に喜べるかどうかは、地元民と外国人では違うであろう。
またプノンペン都知事:クオン・スレン氏は21日、「人口の大部分が完全にワクチン接種されており、彼らの多くがブースターショットを受けているため、新たなのCovid-19市中感染の発生の可能性はない」と述べた。
「プノンペンは水祭りの間。混雑していて、ほとんどの人がフェイスマスクをつけていた。(一方で)非常に無責任な人もいました」と述べており、致命的なウイルスの感染を阻止するための予防策を講じなければならないため、ワクチン接種だけでは不十分であると付け加えた。
警察発表:3日間の交通事故死22人、負傷者44人
国家警察の発表によれば、11月18日から20日までの3日間の水祭りで、少なくとも22人が交通事故で亡くなり、44人が負傷しましたという。もちろん接触等の軽微な事故は、警察に届けなければ数には入らない。
内務省の交通・公共秩序局の副局長は地元メディアに、ドライバーは人で賑わう地方の町のように道路法を尊重すべきであり、時速40キロを超えて運転してはならないと語ったが、一方で
「国道6号線のChroy Changvaラウンドアバウトから始まり、Skunタウン(コンポンチャム州)まで、草の中央分離帯があるため、時速90kmで走行している」
「全員が運転規則を尊重すれば、事故を減らすことができます。遅かれ早かれ、人々が道路標識の重要性とスピード違反の危険性についてもっと理解し始めることを願っています」と述べている。
国家警察の報告によると、水祭りの初日に、12人が死亡し、10人が負傷した。2日目には6人が死亡し、8人が負傷し、最終日にはさらに12人が死亡し、24人が軽傷を負い、16人が重傷を負ったという。
掲載写真・上:水祭り期間のシハヌークビルビーチ 画像:Khmer Timesyori.