観光大臣の発表によると、10月の第1週末(2021年10月2日〜3日)の国内観光客数は116,819人に達し、そのうち113,856人が国内観光客で、残りは入国者であるという。先週(9月最週末)102,063人の観光客であったから、わずかに増加したことになる。
またこれらの数値は正確には観光客という行楽客だけでなく国内移動者を含んでいる。
主な観光地は次のとおりです。
*プノンペン:25,934人
*カンポット州:24,732人
*プレアシアヌク県:15,172人
*ケップ州:9,266人
*バッタンバン州:6,752人
*カンダル州:4,616人
*プルサト州:4,579人
*モンドルキリ州:4,249人。
上記の行楽客が集まった地域は、新型コロナ感染の蔓延地域ータイと国境を接する北西部ーや雨期明けの洪水を避けていることが解る。
記録された数値は、前週と比較して約14.46%の増加と観光省は言うが、前週の基礎数値が低いからであって、国内観光はわずかに上昇しているというのが実態に近い。リゾートを含む特定の活動を禁止する行政措置を課し続けているコンポンチュナン州を除いて、州都の観光地は開いています。が、この時期主要国道以外は道路状況が悪いため州都等から離れた地域へ行くことは困難を伴う。