コ・コン州:ダラーサコ―国際空港、今年末に試験運行を始める

コ・コン州のダラサコ―リゾートに建設中のダラサコー国際空港の建設は10月に完了する予定であり、空港の試運転は年末に向けて開始される予定です。

ダラサコー国際空港は、中国の天津連合開発グループ(UDG)によって3億5000万ドルの投資で開発されました。空港はボーイング777やエアバスA340などの長距離航空機にサービスを提供できると報告されている。空港は、ボトムサコ―Botum Sakor地区の最大4.5ヘクタールの広大な土地に広がっています。この建設は、ダラサコールリゾートの数十億ドル規模の中国の開発計画の一部である民間航空事務局:マオハバンナル大臣は、9月21日のダラサコア国際空港建設会社の代表者の訪問中にこれを発表した。

ダラサコ―リゾート内の国際空港

ダラサーコーリゾートは、99年間という租借を受けて中国国営企業集団が開発中のリゾートである。既に数年前に取材済みであるが、このリゾート開発のためにボトムサコ―国立公園に指定された半島を縦貫する道路が建設され、ゴルフ場付きホテル、人口ビーチ等を手始めとした開発を初め、飛行場や人工港の建設など含む大規模開発で「中国の租借地で中国人による中国人のための総合開発地である」。だが、このリゾートにはある種のいわく付き開発地として疑惑の目が向けられている

また租借地とは聞きなれない言葉だが、外国に一定地域の土地を貸し出すことであるが、かつてこうやって外国が中国を半植民地状態に分割し、租借地内には中国の主権が及ばなかった過去がある。

米国の注視している

このリゾート建設は当初から米国の監視対象となっており、特に飛行場についてはリゾートにしては長大な滑走路を持ち、中国の大型軍用機の発着も可能なことから、ここ何年もカンボジアに「中国による軍事基地化」を警告していた場所である。カンボジア政府はその都度、米国の警告を否定しているが、米国は中国企業集団によるこのリゾート地域を中国の軍事基地化の隠れ蓑ではないかと常に注視している。国際空港の名があるが、それは既にシハヌークビル空港やコ・コン空港がある中、中国の航空便向けと思われている。

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